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季節性のうつ、乗りこなしのコツ


「季節性のうつ」って

聞いたことありますか?

英語で”ウィンターブルー”ともよばれる


秋から冬にかけて、季節が変わるにつれ

うつ症状のようなものが現れて

(無気力・過眠・過食など)


そして春には症状が改善していく、

そのパターンを繰り返すことだそうです



(このブログはstand FMで話した内容を文字起こしして、少し加筆修正しています。音声で聞きたい方はこちらから。







私、ずっとこれが起きていました!



私はこれ、すごく当てはまっていて

毎年2月になると本当に元気がなくなるんです。


実は20代の頃からなぜか

2月って必ず悪いことが起きるなって

ずっと不思議に思っていました。


家族とすごい大きな喧嘩をしたり

仕事もやる気が起こらなかったり

付き合っている人と別れ話になるのが

毎年2月だったり、、、!


毎年そんなことが続いていて

これって何なんだろう、、、

とにかくこの時期は気をつけよう、と

「呪われた2月」みたいな気持ちでいました 笑。


皆さんもそんなことないかな?

私は気がついてなかったけれども

これは季節性のうつが起きていて


気持ちが落ちこんだり、やる気がなくなり

そこから人間関係も悪くなったり

そんなことが起きていたのかもしれません。


そういう視点で見てみると

カウンセリングやコーチングをしている

クライアントさん達も


この季節になると

「やる気が出ない」

「なぜだか動けなくなる」

「落ち込んで悲しくなる」

みたいなお話を聞くことが多いんですね


一概にももちろん言えないけれど

もしかしたらこういう症状が

あるのかも、ということを

知っておくといいかもしれないです。


私はこれを知った時

本当に納得がいったんですよね!

これまでの謎に説明がついた感覚。




季節性の鬱の原因と症状



どうしてこの季節性のうつが

起きるのかというと


人は、朝起きて太陽の光を浴びると

セロトニンという脳内物質が作られます。


それがメラトニンという睡眠に関する

ホルモンに影響を与えていて


この2つ、セロトニンとメラトニンで

朝になると目が覚めて夜は眠くなる

という体内のリズムを作っている。


でも、冬になって日照時間が

少なくなってくると

セロトニンができづらくなり、

体内時計が狂ってしまう。


そこから睡眠のリズムが乱れたり

すごく疲れやすくなったり

食欲が抑えられなくなったり

気分が落ち込んでいく

ということが起きやすくなるそうです



私はこれ、ぴったり当てはまります

無気力と過眠と過食、、、



季節性のうつ、3つの対処法



じゃあどうしたらいいの?

という対処法なのですが

3つ簡単なものをご紹介しますね。


1つ目は太陽の光を浴びる。


日照時間が少なくなって

起きている現象なので

積極的に浴びに行くのが良いようです


例えば1日15分ぐらい

お日様の光を浴びながら

家の周りを散歩する

それだけでも良いそう。


わたしは散歩にでるのも

おっくうになるので、

ベランダに椅子をおいて

好きな本を読んだりしています。



2つ目はセロトニンの増加


規則正しい生活をしたり

光を浴びたり、

ジョギングなどの軽い運動でも

増加すると言われています。


あと最近では涙を流すことで

セロトニンが増えると

言われているので


例えば映画とかドラマとか

感動の涙を流すと良さそう。



3つ目はバランスのいい食事


私が見つけた情報ではビタミンDが

良いといくつかのサイトにあったので

iherbでビタミンDを購入して

去年から飲んでいます。


この3つのおかげか、

今年の2月はとても良い感じ!

このまま観察を続けてみようと

思います。




自分の心へ、おすすめの声がけ



私が思うのはやはり

「自分は今、そんな時期なんだな」

と、そのことに気が付いている

それがメンタルを保つための

大きな助けになると思っています


数年前までのわたしのように

なんだかよくわからないまま

「2月は悪いことが起きる…」

と過ごしていた時よりも


この時期はウィンターブルーで

「季節性のうつ」が来ていて

体のリズムが崩れているんだ



「今はそういう時期で春になれば

必ず良くなっていく」


それが分かっているというのは

本当に助けになるな

そんな風に思いました。


もし今やる気がでない、

なんだか悲しくなる…

と感じている方がいたら


それってあなたのせいじゃない、

冬のせいかもしれません^^


春を待ちながら

今はゆっくりと

過ごしてみてくださいね。


もちろんサポートが必要なときは

周りに聴いてもらうことも

大切です。


必要なときはカウンセリングも

ご検討ください。









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